ローカル線の魅力って何だと思いますか?
ローカル線は、旅好きや鉄道好きなど様々な人を惹きつけます。
一体、ローカル線というのはどこにそんな魅力があるのでしょうか。
ローカル線といえば、無人駅であったり、切符の改札、2両編成という風に
都心では考えられないような、昔ながらという風なイメージがありますが、
僕はローカル線は、「その土地のすべてを詰め込んだもの」なのではないかと思います。
グルメや絶景、田舎ならではの雰囲気など、ローカル線でしか味わうことのできない魅力があります。
今回は、そんな魅力に溢れたローカル線をご紹介したいと思います!
目次
絶景を見に!おすすめのローカル駅

まずは絶景を見にいくローカル線の旅をご紹介したいと思います!
各地方のローカル線にも絶景ポイントはあると思いますが、
今回は僕が一度は行ってみたいローカル線をチョイスしてみました!
まるで千と千尋!愛媛を代表する絶景の下灘駅

まずは愛媛を代表する絶景の下灘駅!
日本で一番海に近く(おそらく)、それはまるで千と千尋に出てきた駅のワンシーンのよう!

そんな下灘駅ですが、数々のドラマや映画の撮影などでも多く利用され、
青春18きっぷのポスターになるくらい有名な駅です。
前略、僕は日本のどこかにいます。【2000年 冬/予讃線:下灘駅】 pic.twitter.com/BPiDnHpvvj
— 青春18きっぷポスター&コピーbot (@18Ticket_PRbot) August 2, 2015
最近では、インスタスポットとして客足の多い駅のようですが、
夕日の沈むタイミングになると、
多くの人たちがカメラをもってやってくるそうです!
そんな下灘駅までの行き方はというと、
- 予讃線
- 起点:高松駅(香川県高松市)~終点:宇和島駅(愛媛県宇和島市)
- 下灘駅にて下車
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ローカル線ということで、一日に走っている本数もかなり少ないようです。
下車する際は、次の電車が到着する時刻をしっかりと確認しておいた方がよさそうです。
日本の最北端を行くJR根室本線
日本の最東端を行くJR根室本線。
この電車は日本の一番東を走っている電車ということで、夕日も日本で一番早く眺めることのできる電車です。
車窓からは太平洋が眺められ、天気のいい日には
夕日とのコントラストが最高です!
ここの区間は花咲線 別当賀~落石間なのですが
他にも、
糸魚沢~厚岸間も絶景ポイントとして有名です!
そんな根室本線は釧路~根室の花咲線がおすすめで、
起点:釧路駅の場所はここ!!
かなり長い路線になっているので、長旅には計画に気を付けてください!
山の風景を眺めるならここ!JR小海線
ここまでは、海沿いの風景が素晴らしい駅、鉄道をご紹介してきましたが、
小梅線では、八ヶ岳の美しい山々の風景を楽しむことができます!
ほとんどの駅は標高が高く、JRの標高の高い駅トップ10のうち、9駅がこの小梅線にあります。
この小梅線で特に絶景ポイントがおすすめな区間は、清里~野辺山~信濃川上間です。
ここの区間が一番八ヶ岳の景色を楽しむことができます!
この小梅線に乗る場合、小淵沢から起点にして乗るのがおすすめですが、
小淵沢はまでのアクセスはというと
中央本線が通っているということで、
都内からでもアクセスしやすいのではないでしょうか。
途中下車してグルメを楽しむローカル線の旅

電車の魅力といったら、途中下車して、その土地に触れることですよね!
そしてなんといっても、グルメは欠かせません。
電車の旅なのでお酒も飲めちゃいます!
お酒を飲みながら、その土地のグルメを食べ歩く。
考えてみただけでもよだれが垂れますね(笑)
ローカル線の旅に出るのであれば、グルメもしっかり味わいたいですね!
富士の景色と吉田うどん。絶景とグルメの富士急行!
富士急行といったら富士山!
僕の地元でもあるので、このローカル線はなじみの深い路線なのですが、
富士急行で一番おすすめしたいグルメは
なんといっても、吉田のうどん!
吉田のうどんとは、手打ちうどんなのですが、
他のうどんと違うところは、硬くてコシが非常に強い麺と薬味の「すりだね」にあります。
地元でうどんといったら吉田のうどんなので、当たり前という感覚にもなってしまうのですが、とにかくコシが強く、初めて食べる人はアゴがいたくなるかもしれません(笑)
その中でもおすすめなのは、「ふじや」
地元で愛されているこのお店ですが、このお店では特に「カレーうどん」がおすすめです。
僕自身もかなり吉田のうどんを食べてきましたが、デフォルトを味わいたいという方には、「肉うどん」がおすすめです!
そして薬味の「すりだね」を入れるのもお忘れなく!
ですが、お店によってはかなり辛いので、お好みでどうぞ(笑)
この「ふじや」の最寄り駅は富士山駅で、
徒歩3分のところにあり、 アクセスもしやすいです!
近江鉄道から彦根の昔ながらの洋食店へ
近江鉄道といえば、地元で走行音がガチャコンと鳴ることから「ガチャコン電車」の、愛称で親しまれていますが、滋賀県といえば琵琶湖も有名ですよね!
そんな近江鉄道ですが、今回紹介したいのは、彦根にある昔ながらの洋食店、グリル フレーバー。
昔ながらの雰囲気が残ったこのお店は、入店すると懐かしいといった気持ちになること間違いなしです。
店前のサンプルケースは眺めるだけで楽しくなってしまいます(笑)
14時までのランチタイムには、ビジネスランチは550円のビジネスランチが人気です!
そんなグリル フレーバーはどこにあるかというと、
最寄り駅は、彦根芹川駅から徒歩10分の場所にあり、
駅から少し離れてはいますが、お散歩がてらにしてはちょうどいい距離なのではないでしょうか!
箱根でウナギを食す!ウナギ桜屋
箱根といえば観光・温泉・グルメが兼ねそろった観光地で都内からもアクセスしやすいといった魅力がありますが、
そんな箱根には伊豆箱根鉄道が走っていますよね!
今回紹介したいグルメは伊豆箱根鉄道の駿豆線沿いにある
「ウナギ 桜屋」
幕末から続く老舗で、伝統の味が人気のお店。
人気の秘訣は、伝統の味とウナギを富士の湧き水で数日間泳がせ、余分な脂や臭みを落とすことでふわっとした焼き上がりです。
そんなウナギ桜屋があるのは、
最寄り駅は三島広小路駅で徒歩三分ほど。
本格的なウナギを楽しみたいという方にとってはおすすめのお店です!
まとめ

今回は、ローカル線の絶景・グルメについて紹介してきましたが、いかがだったでしょうか。
ローカル線の魅力は、途中下車してその土地の風景が楽しめることだと思います。
僕は山梨県出身なので、本日紹介した富士急行線は生活の一部として毎日利用してきましたが、大月駅から河口湖駅に行くにつれて、
だんだん富士の景色を近くから見ることができ、かなりの絶景です!
また、愛媛の下灘駅は生涯に一度は行ってみたいですね。
青春十八きっぷを利用してローカル線の旅に出かけるのもアリです!
どんな鉄道の旅にするかはあなた次第です。
日本各地にはまだまだ鉄道があり、どの鉄道もいろんな魅力があります。
今回の記事がぜひ旅の参考になれば幸いです!
ぜひ、鉄道の旅を楽しんでみてはいかがでしょうか!