ローカル線の魅力って何だと思いますか?
ローカル線は、旅好きや鉄道好きなど様々な人を惹きつけます。
一体、ローカル線というのはどこにそんな魅力があるのでしょうか。
ローカル線といえば、無人駅や切符の改札、2両編成という風に、都心では考えられないような、昔ながらという風なイメージがありますが、
僕はローカル線は、「その土地のすべてを詰め込んだもの」なのではないかと思います。
グルメや絶景、田舎ならではの雰囲気など、ローカル線でしか味わうことのできない魅力があります。
今回は、そんな魅力に溢れたローカル線をご紹介したいと思います!
目次
絶景を見に!おすすめのローカル駅
まずは絶景を見にいくローカル線の旅をご紹介したいと思います!
各地方のローカル線にも絶景ポイントはあると思いますが、今回は一度は行ってみたくなるようなローカル線をチョイスしてみました!
まるで千と千尋!愛媛を代表する絶景の下灘駅
まずは愛媛を代表する絶景の下灘駅!
日本で一番海に近い駅と言われていて、それはまるで千と千尋に出てきた駅のワンシーンのようにも見えます。
そんな下灘駅ですが、実は数々のドラマや映画の撮影などでも多く利用され、青春18きっぷのポスターになるくらい有名な駅です。
最近では、インスタスポットとして客足の多い駅のようですが、夕日の沈むタイミングになると、多くの人たちがカメラをもってやってくるそうです!
そんな下灘駅までの行き方はというと、
- 予讃線
- 起点:高松駅(香川県高松市)~終点:宇和島駅(愛媛県宇和島市)
- 下灘駅にて下車
ローカル線ということで、一日に走っている本数もかなり少ないようです。
下車する際は、次の電車が到着する時刻をしっかりと確認しておいた方がよさそうです。
宿なども事前に調べて予約しておくと安心ですね。
日本の最北端を行くJR根室本線
日本の最東端を行くJR根室本線。
この電車は日本の一番東を走っている電車ということで、夕日も日本で一番早く眺めることのできる電車です。
車窓からは太平洋が眺められ、天気のいい日には夕日とのコントラストが最高です!
ここの区間は花咲線 別当賀~落石間なのですが
他にも、
糸魚沢~厚岸間も絶景ポイントとして有名です!
そんな根室本線は釧路~根室の花咲線がおすすめです。
起点:釧路駅の場所はここ!!
かなり長い路線になっているので、長旅には計画に気をつけましょう!
山の風景を眺めるならここ!JR小海線
ここまでは、海沿いの風景が素晴らしい駅、鉄道をご紹介してきましたが、小梅線では、八ヶ岳の美しい山々の風景を楽しむことができます!
ほとんどの駅は標高が高く、JRの標高の高い駅トップ10のうち、9駅がこの小梅線にあります。
この小梅線で特に絶景ポイントがおすすめな区間は、清里~野辺山~信濃川上間です。
ここの区間が一番八ヶ岳の景色を楽しむことができます!
この小梅線に乗る場合、小淵沢から起点にして乗るのがおすすめですが、小淵沢はまでのアクセスはというと
中央本線が通っているということで、都内からでもアクセスしやすいのではないでしょうか。
週末のローカル線旅にはもってこいの場所だと思いますよ!
途中下車してグルメを楽しむローカル線の旅
電車の魅力といったら、途中下車してその土地に触れることですよね!
そしてなんといっても、グルメは欠かせません。
電車の旅なのでお酒も飲めちゃいます!
お酒を飲みながら、その土地のグルメを食べ歩く。考えてみただけでもよだれが垂れますね(笑)
ローカル線の旅に出るのであれば、グルメもしっかり味わいたいですね!
富士の景色と吉田うどん。絶景とグルメの富士急行!
富士急行といったら富士山!
日本で一番富士山に近い路線として有名です。2019年三月から、新宿・立川・八王子駅から一本で富士山までいける特急も走っていますので、都心からのアクセスもなかなかいいのではないでしょうか。
山梨県の郷土料理と言ったらほうとうを思い浮かべる方も多いかと思いますが、富士急行で一番おすすめしたいグルメはなんといっても吉田のうどんです。
吉田のうどんとは、手打ちうどんなのですが、他のうどんと違うところは、硬くてコシが非常に強い麺なんですね。地元の人からはソウルフードとして親しまれています。
とにかくコシが強く、初めて食べる人はアゴがいたくなるかもしれません(笑)
その中でもおすすめなのは、「白須うどん」
ここのお店は昔から続く老舗で、最近リニューアルしました。連日行列ができていて、地元や地方から来る方からにも愛されているお店になります。
そして吉田のうどんを食べる際には薬味の「すりだね」を入れるのもお忘れなく!
ですが、お店によってはかなり辛いので、お好みでどうぞ(笑)
※最寄駅は富士山駅になりますが、歩いていくには少し距離がありますので、タクシーを利用されるといいと思います。
タクシーで行く場合にはワンメーターほどの距離となっています。
近江鉄道から彦根の昔ながらの洋食店へ
近江鉄道といえば、地元で走行音がガチャコンと鳴ることから「ガチャコン電車」の、愛称で親しまれていますが、滋賀県といえば琵琶湖も有名ですよね!
そんな近江鉄道ですが、今回紹介したいのは、彦根にある昔ながらの洋食店、グリル フレーバーです。
昔ながらの雰囲気が残ったこのお店は、入店すると懐かしいといった気持ちになること間違いなしです。
店前のサンプルケースは眺めるだけで楽しくなってしまいます(笑)
14時までのランチタイムには、550円のビジネスランチが人気です!
また、昔ながらの洋食店でオムライスやナポリタンなど頼んでみるのも乙な旅でいいですよね!
最寄り駅は彦根芹川駅で徒歩10分の場所にあります。
箱根でウナギを食す!ウナギ桜屋
箱根といえば観光・温泉・グルメが兼ねそろった観光地で都内からもアクセスしやすいといった魅力がありますが、そんな箱根には伊豆箱根鉄道が走っていますよね!
今回紹介したいグルメは伊豆箱根鉄道の駿豆線沿いにある「ウナギ 桜屋」
幕末から続く老舗で、伝統の味が人気のお店。
人気の秘訣は、伝統の味とウナギを富士の湧き水で数日間泳がせ、余分な脂や臭みを落とすことでふわっとした焼き上がりです。
そんなウナギ桜屋があるのは、
最寄り駅は三島広小路駅で徒歩三分ほど。
本格的なウナギを楽しみたいという方にとってはおすすめのお店です!
ローカル線の絶景・グルメについての紹介まとめ
今回の記事では、
- 下灘駅(愛媛県)
- JR根室線(北海道)
- JR小梅線(山梨県〜長野県)
- 富士急行線(山梨県)
- 近江鉄道(滋賀県)
- 伊豆箱根鉄道(神奈川県〜静岡県)
のご紹介でした。
ローカル線の魅力は、途中下車してその土地の風景が楽しめることだと思います。
また、愛媛の下灘駅は生涯に一度は行ってみたいですね。
今回はJRの路線についてご紹介することが多かったですが、青春十八きっぷを利用してローカル線の旅に出かけるのもアリですよね。
こちらの記事では、青春18切符の利用注意点についてまとめました。使ったことない人や初めて聞いたという人に向けて書いているのでぜひ参考にしてみてください。
日本各地にはまだまだ鉄道があり、どの鉄道もいろんな魅力があります。
ですが、どんな旅になるかはあなた次第。
今回の記事がぜひ旅の参考になれば幸いです!
ぜひ、鉄道の旅を楽しんでみてはいかがでしょうか!