青春18きっぷで旅に出かけたことはありますでしょうか。
ご存知ない方からすると、青春18きっぷというぐらいですから「未成年しか使えないの?」という疑問が出てくるかと思いますが、成人の方でも使える魅力的な切符なんです!
この切符は、3,8,12月に販売されるJR線であれば切符一枚で5日間乗り放題という驚くべき切符なのです!
今回はその切符で東京からいけるおすすめの電車コースを5つご紹介していきたいと思います。
この記事では
- 青春18きっぷ旅をしようと考えている方
- 長期休みで電車旅をしたいと思っている学生
- 関東から電車旅に出たいと思っている方
に向けて書かれています。
目次
青春18きっぷを使う前に注意しておきたいこと
まず、青春18きっぷを使う上で注意しなければならないことがあります。
それは、青春18きっぷの使い方と一人旅のスタイルについてです。青春18きっぷは魅力的な切符ですが、便利な切符というわけではありません。
もちろん、新幹線の料金が割引になることやグリーン車が無料で使えるようになるわけではなく、また別で切符を買わなければなりません。
そのほかの青春18きっぷ旅で注意したい点については、こちらの記事で記載していますので、ご確認ください。
それでは早速、青春18きっぷ旅のおすすめのコースをご紹介したいと思います!
初心者向け!初めての青春18きっぷコースをご紹介!
宇都宮に向かう関東の電車旅!
いきなり電車旅といって遠くに行くのも慣れていないと難しいかと思います。
そこで、初めての電車旅におすすめしたいのが宇都宮。東京からも比較的にアクセスしやすく、日帰りで行って帰って来れるのでおすすめです!
宇都宮といえば餃子やいちごのとちおとめが有名ですよね。
グルメスポットも多くありますので、日帰りに満足できる観光地なのではないでしょうか!
- 路線:東京駅(宇都宮線)ー宇都宮駅(宇都宮線)
- 所要時間:約2時間
- 始発:04:46(東京駅)→06:51(松本駅)
- 終電:23:23(宇都宮駅)→01:25(東京駅)
※宇都宮駅(京浜東北・根岸線)→上野を利用
海の見える駅を目指して!東海道線を巡る旅
こちらは神奈川県小田原市の根府川駅です。東海道線では海の見える駅として有名なスポットなんです!
東京からも近く、東海道線で電車旅をしたいと考えている方には途中下車したい駅としておすすめのスポットです!
また東海道線には、もう少し行くと熱海駅があったりその途中には真鶴駅があったりと海が綺麗に見えるスポットがたくさんあります!
(真鶴駅近くにある絶景スポット)
このように、東海道線で海の景色を堪能しながら電車に乗ってみるのもいいですね!
東海道線で途中下車をして楽しむのであれば、沼津駅もおすすめですし手前の三島駅のホームにある桃中軒という蕎麦屋さんがとても美味しくておすすめです。
東海道線は岐阜県まで続いていますが、静岡の東ぐらいまでが堪能して楽しめるのではないかと思います!
- 路線:東京駅(東海道本線)ー根府川駅(東海道本線)
- 所要時間:約1時間半
- 始発:04:55(東京駅)→6:29(根府川駅)
※東京駅(横須賀線)→品川駅を利用 - 終電:22:49(根府川駅)→00:26(東京駅)
※品川駅(山手線)→東京駅を利用
夏の青春18きっぷ旅は松本駅がおすすめ!
続いてご紹介したいのが長野県松本市です。
東京駅から松本駅へは中央線が走っていて、タイミングが良ければ乗り換えなしでいけます。
この街で有名なのは国宝である松本城で、毎年多くの観光客が訪れています。松本城の城下町である縄手通りや中町通りが江戸の雰囲気が出ていて情緒ある風景を楽しめます。
街並みがおしゃれでインスタ映えスポットも多く、街中にはおしゃれなカフェも多いので女性におすすめな街です!
基本的に松本市は町歩きをしながら楽しめるスポットで、緑の多い街並みです。長野県は夏も涼しい気候ですので夏頃に行くのがおすすめです!
- 路線:東京駅(中央本線)ー塩尻(篠ノ井線)ー松本駅(篠ノ井線)
- 所要時間:約5時間
- 始発:04:58(東京駅)→09:35(松本駅)
- 終電:19:35(松本駅)→00:28(東京駅)
電車一人旅を満喫できるおすすめコースをご紹介!
西と東の分岐点米原駅まで行く電車一人旅
米原駅は滋賀県にある駅なのですが、米原駅はちょうどJR東海とJR西日本が分岐する駅なんですよね。
このように、青春18切符だからこそ楽しめる電車旅の楽しみ方なのではないでしょうか!
また、岐阜県にも近い駅になりますので下呂温泉に訪れるのも良いですね!
一度米原駅を訪れてみてから下呂駅に向かうというのも面白いと思います。また途中で熱海や名古屋なども通りますので途中下車してみるのもいいですね!
西日本と東日本の分岐点というフレーズに惹かれた方には是非とも言ってみてほしいです!
- 路線:東京駅(東海道本線)ー米原駅(東海道本線)
- 所要時間:約8時間
- 始発:04:55(東京駅)→12:17(米原駅)
※東京駅(横須賀線)→品川駅を利用 - 終電:17:06(米原駅)→00:26(東京駅)
日本三景の松島へ行く電車一人旅!
日本三景である松島も東京駅から青春18きっぷで行くことができます。北を目指したいという方は特に松島がおすすめですね!
松島というと、観覧船で島巡りをしたり神社巡りをしたりなどたくさんの楽しみ方がありますが、12月に行く青春18きっぷで行くのであれば、冬が旬の真牡蠣を堪能する一人旅がおすすめです!
松島駅から一駅のところに松島海岸駅が出ていて、近くの海沿いの方にあるって行くと牡蠣の専門店がたくさんあり、牡蠣好きにはたまらない観光スポットになっています。
是非、冬の松島を堪能してみてはいかがでしょうか!
- 路線:東京駅(宇都宮線)ー黒磯駅(東北本線)ー松島(東北本線)
- 所要時間:約8時間
- 始発:04:46(東京駅)→13:02(松島駅)
※東京駅(山手線)→上野駅を利用 - 終電:16:03(松島駅)→23:51(東京駅)
※上野駅(京浜東北・根岸線)→東京駅を利用
青春18きっぷのおすすめコースまとめ
以上が青春18きっぷ旅のおすすめコースについてでした!
記事内で紹介した駅一覧
- 宇都宮駅(栃木県)
- 根府川駅(神奈川県)
- 松本駅(長野県)
- 米原駅(滋賀県)
- 松島駅(宮城県)
今回ご紹介した場所は東京駅を起点にまとめてみました。住む場所によって始発や終点時間に差が出てきますので、出かける際にはお気をつけください。
ちなみにJR線は北は北海道、南は鹿児島まで続いていますが、筆者である私は神奈川県〜鹿児島県を青春18きっぷで一人旅をしたことがあります。その時は、鹿児島の鹿児島中央駅まで1日半かかりました(笑)
青春18きっぷは丸一日使えば、東京からで九州に入ることもできます。有効に使えば安く楽しく電車旅を満喫することができます!
そんな魅力的な青春18きっぷで旅ができるコースのご紹介でした!