バイクで一人旅に出るのは、男のロマンであったり、女性ならおしゃれを追求する旅と考える人も多いのではないでしょうか。
そんなバイク一人旅ですが、バイクに乗り出すまでにどのくらいの費用がかかるのでしょう。
今回は私自身が中型二輪の免許を取得してバイクに乗っているので、自分の実体験も踏まえ話していきたいと思います。
目次
バイクに乗るまでに必要なものをご紹介!
まずは、乗り出すまでにお金がかかるもの・最低限必要なものリストを書き上げていきたいと思います。
- 免許(教習所に通うための費用)
- バイク(車体)
- ヘルメット
- グローブ
- 自賠責保険
- 任意保険
- バイクカバー
- 駐車場
今回は具体的に金額をお伝えできるものを書いていこうと思います。
バイクウェアは、できるならば着たほうがいいに越したことはないのですが、絶対に着なければならないわけではないので、リストには書き上げませんでした。
また、駐車場については、マンションやアパートにお住まいの方は、発生してくる金額ではないのでしょうか。
一軒家の人は車庫やガレージなどあれば、気にする必要はありませんね!
免許を取るまでにかかる費用は?
まず、普通免許を取っているかいないかで値段が変わってきます。理由としては、すでに免許を持っている方は学科が免除されるからです。
なので、免許を発行するときも学科の試験は免除され、適性検査を受ければOKということになります!
大体の相場
- 普通免許所持→9~11万
- 普通免許なし→15~17万
大体の教習所が、この間ぐらいに収まるかと思います。
しかし、ハンコがもらえなかったり見極めや試験に落ちたりすると、追加料金が発生するので気を付けてください。
ちなみに私の場合は、当時教習所が指定大学の割引をしていて、本来免許所持で10万近くかかるところを8万3千円(税込)で通うことができました。
大学生の方は、学生割りなどのキャンペーンをやっている教習所なども多くあるみたいなので、近くの教習所を調べてみましょう。
保険の費用はいくらかかる?
次に保険についてです。
- 自賠責保険
- 任意保険
の二種類があります。
自賠責保険とは?
まず、自賠責保険についてですが、この保険はバイクを乗る際に絶対に入らなければならない保険です。
なので、バイクを購入する際にも、ディーラーさんが見積もりの方で一緒に算出してくれます。
具体的にどのくらいかかるのかというと、排気量、契約する年数で変わってくるのですが、
まず125㏄~250㏄以下、つまり車検の必要のない車種にかかる費用は
保険期間 | 1年 | 2年 | 3年 | 4年 | 5年 |
保険料金 | 8,650円 | 12,220円 | 15,720円 | 19,140円 | 22,510円 |
1年あたりの保険料 | 8,650円 | 6,110円 | 5,240円 | 4,790円 | 4,500円 |
になります。
続いて250㏄以上、車検の必要がある車種かかる費用は、
保険期間 | 1年 | 2年 | 3年 | 4年 | 5年 |
保険料金 | 8,290円 | 11,520円 | 14,690円 | ー | ー |
1年あたりの保険料 | 8,290円 | 5,760円 | 4,897円 | ー | ー |
車検がある場合は、車検の際に自賠責が更新されるため3年以上の契約はないです。
また、私の周りでもいつバイクを手放すのかわからないので、大体の人が2年で契約している感じです。
参考にしてみてはいかがでしょうか。
任意保険とは?
続いて任意保険になります。
任意保険は自賠責保険と違って、絶対に入らなければならないというわけではないのですが、もし事故を起こした時のことを考えると、必ず加入しておいた方がいいです。
また、「排気量」「等級」「年齢」によって値段が変わり、会社ごとにプランが違うので価格も様々です。
学生の場合ですと、注意したいのが年齢による値段の変動で、21歳以下だと年齢無制限を選ぶことになるので、料金も高くなります。
しかし、任意保険は1年ごとの更新なのですが、一年間無事故でいれば料金もかなり安くなります。
私の場合は、19歳でバイクを購入したので、もちろん年齢無制限で加入いたしました。
1年を一括払いで16万円です。おそらく分割払いでしたら15,000円前後だったかもしれないです。
周りでバイクに乗っている人は無制限で10,000円前後といっていたので、もしかしたら自分の加入している保険は割高かもしれません(笑)
そして2年目は無事故であった場合、年間で9万円になります。
ー追記ー
無事故で三年目は年間6万円でした!
バイク用品はどのくらい費用がかかる?
ヘルメット
まずは、ヘルメットについてですね。
装備品はなんでもそうですが、ヘルメットもピンからキリまであります。
安い物を買おうとすれば10,000円以下で買うこともできますが、ヘルメットは命に直結してくる大事な装備品です。
少し値段が張るものでも、買って損はないです。私的には3~5万はお金をかけていいと思います。
また、フルフェイスを選ぶとなると、主要なメーカーさん(SHOEI、ARAI、OGK KABUTO etc..)はこのあたりのメーカーさんが値段相応になります。
グローブ
続いて、グローブです。
グローブってしなきゃダメなの?と思う人もいるかもしれませんが、絶対にしたほうがいいです。
もし転んだとき、胴体と違って手は真っ裸なので、ただの立ちごけでも下手したら手が擦れています。
また、値段は上を見なければ、10,000円以内でもかなりいい物が買えます!
僕は、タイチの8000円ぐらいのグローブを使用しています。
バイクカバー
最後にバイクカバーですね。
屋内にしまえる方はあまり関係ないかもしれませんが、雨など降ってきた際にバイクが濡れないようにするためには必須アイテムです。
バイクは雨厳禁ですからね!
また、バイクカバーをすることで盗難対策にもなります。
カバーをかけてあるだけで盗まれる確率も減るし、車種が珍しい物でもあまり見られることはなくなるので安心です。
ただ一つ注意したいことは、走った後にエンジンが熱いうちからカバーをかけてしまうと、安い物だとカバーが溶けたり、貼りついたりしてしまう恐れがあります。
その点についてはしっかり気を付けましょう。
結局バイク乗るのに費用はいくらかかる?
ここまで、値段の相場や用意した方がいい物などを最低限の範囲で紹介しましたが、結局いくらかかるのでしょうか?
僕の事例に基づいて算出すると
- 免許(教習所):83,000円
- 自賠責保険:12,220円
- 任意保険(年間):160,000円くらい
- ヘルメット(SHOEI):50,000円
- グローブ(タイチ):8,000円
- バイクカバー:8,000円
合計:321,220円
になります。
バイクを乗ろうとすると、車体以外でもかなりの金額がかかります。
しかし、ヘルメットやグローブなど、命に直結するようなバイク用品は、あまり安物で妥協すのはよくありません。
機能面において、自身が安心できるものをしっかり選びましょう。