滋賀県は日本一の湖の琵琶湖がある近畿地方に位置している県です。
比叡山延暦寺などの寺院や彦根城・ブルーメの丘などの多くの観光スポットが揃っています。
近江牛や鮒ずし・赤こんにゃくなどの美味しいものも豊富であると評判です。
滋賀県に観光に行く場合にあらかじめ知っておいた方が良い情報に気候や服装について、があります。
ここには滋賀県の気候的特徴と四季それぞれにおすすめの服装が書いてあるので参考にしてください。
滋賀県の気候の特徴
滋賀県は基本として全域が内陸性気候に属しています。
中央に琵琶湖が位置しているため、地域によって気候が大きく異なるので注意が必要です。
南部は比較的温暖な太平洋側気候・北部は冬に雪がしっかりと降る日本海側気候の特徴を併せ持っています。
滋賀県の春の入り口の3月は春への移り変わりを感じられる季節です。
気温は日ごとに上昇して日中は温かくなりますが、朝晩を中心にまだ寒い日が続きます。
天気や気温の変動が激しいので注意をしておくと良いです。
満開の桜を愛でられる4月の平均気温は14度程です。
日中は20度を上回る日もあります。
朝晩にはしっかりと冷え込むことがあるので気を付けることが重要です。
初夏への移り変わりも感じられる5月は大変過ごしやすい月と言えます。
平均温気温は18度程です。
新緑の山でのトレッキングや琵琶湖でのクルーズ・湖岸でのサイクリング・屋外でのバーベキューなどアクティブに楽しめるので個人的にイチオシの季節です。
滋賀県の夏の始まりの6月には梅雨入りがあります。
平均気温は20度程で蒸し暑いです。
梅雨が長くて降水量が多いので、しっかりとした雨対策をしておくのがおすすめです。
梅雨明けをした7月下旬から8月には本格的な夏が来ます。
気温がぐんと上がり猛暑日が続きます。
湿度が高くてじめじめとしていて熱帯夜も続くので注意が必要です。
小型扇風機やネッククーラー・帽子・日傘・サングラスなどの熱中症対策・日焼け対策を万全にしておくと良いです。
突然の雨が降ってくることもあるので、天気予報アプリや空の状況を随時確認しておくことをおすすめします。
滋賀県の秋の最初の9月の初旬は残暑がしっかりと残ります。
次第に気温が落ち着いてきて過ごしやすくなりますが、朝晩との気温差が大きいです。
台風がよく来る時期でもあるので事前の天気予報チェックを忘れずにすることが重要です。
10月になるとしっかりとした秋らしさが感じられるようになります。
日中は温かくても、日が沈むと寒さを感じることがあるので注意をしておくと良いです。
各地でさまざまなお祭りやイベントが開催される絶好の観光シーズンと言えます。
11月は気温が日に日に下がるものの昼間は過ごしやすい陽気です。
朝や晩やしっかりとした冷え込みになることがあるので寒暖差に気を付けておくと良いです。
特に夜の紅葉狩りに行く場合にはより温かくして出かけることをおすすめします。
滋賀県の冬のはじまりの12月は冬の訪れを感じられます。
平均気温は6度程です。
特に朝晩はぐっと気温が下がるので要注意です。
琵琶湖から吹く冷たい風がより体感温度を低くします。
温かくしてイルミネーションや温泉巡りなどに出かけてみることをおすすめします。
1月は本格的な冬です。
昼間は10度近くまで気温が上がっても、夜間にはマイナスになることもあります。
山間部では雪が降ることもあるので事前のチェックを忘れずにしておくのがおすすめです。
ウィンタースポーツも思う存分楽しめます。
2月は少し気温が上がるもののまだしっかりとした寒さを感じるので、防寒対策をしっかりとしていくことが重要です。
空気が乾燥するので、保湿対策・体調管理にも気を配ることをおすすめします。
滋賀県の季節ごとの服装
滋賀県に観光に行く場合には特別必要なアイテムは特にはありません。
普段通りの服装でOKです。
地域によって天候が異なることがあるので、あらかじめ天気予報のチェックをしておくことをおすすめします。
滋賀県の春の入り口の3月は少しずつ春らしさが感じられるようになります。
長袖のニットなどの上に厚手のカーディガン・パーカー・ジャケット・軽めのコートなどを着るのがおすすめです。
その場・その時の状況に応じてさっと脱ぎ着できるように重ね着をしておくことがおすすめです。
桜も楽しめる4月になると次第に心地よい気候になります。
長袖シャツの上にパーカーやカーディガンなどの若干分厚めの羽織れるものを持って行くのがおすすめです。
朝晩が寒いことがあるので余分に上着を持って行くようにするのが良いです。
5月には初夏への移り変わりが肌で感じられます。
日中は長袖のシャツや暑がりの人なら半袖でも過ごせます。
日が沈むと寒さを感じることもあるので、一枚余分に羽織れるものを持って行くのがおすすめです。
滋賀県の夏の最初の6月は梅雨から始まります。
半袖シャツの上に軽めのパーカーやカーディガンなどを羽織るのが良いです。
湿度が高くなるので、通気性の良い素材のものを選ぶことをおすすめします。
防水タイプのものだと突然の雨でも安心です。
夏本番となる7月・8月はしっかりと気温が上がります。
半袖シャツや短パン・タンクトップなどの涼しげな恰好がおすすめです。
綿や麻素材のものや冷感接触素材のものなどをチョイスするとより快適に過ごせます。
室内は冷房がしっかりと効いている場合もあるので、さっと羽織れるものを一枚持って行くのがおすすめです。
滋賀県の秋の最初の9月の初旬は半袖で十分に過ごせます。
下旬になるに従って気温が下降するので、軽めの上着や長袖シャツも準備しておくと良いです。
気温差に素早く対応できるようにするのがポイントと言えます。
秋らしさ満点の10月には長袖シャツにパーカーやカーディガンなどを羽織るのがおすすめです。
寒暖差対策として重ね着をしていくと良いです。
11月には紅葉も楽しめます。
日中は薄手のニットに軽めのジャケットやコートなどで十分に過ごせます。
朝や晩・ぐずついた天気の時などには気温がぐっと下がるので、マフラーや手袋・ストールなども持って行くと良いです。
滋賀県の冬のはじまりである12月には厚手のニットに厚手のしっかりとしたコートなどを着ていくのがおすすめです。
マフラーなどの小物アイテムや厚手のソックス・ボア付きブーツなども装備しておくと良いです。
1月には冬の到来をしっかりと感じられます。
温かさ抜群のダウンコートなどを着ていくのがぴったりです。
発熱性の素材を用いて作られたインナーなどの重ね着や、カイロを持って行くと外での長時間の観光も安心と言えます。
2月も1月と同様に温かい服装がおすすめです。
室内は十分に温められている場合もあるので、さっとアウターを脱げるようにしておくといつでも快適に過ごせます。
まとめ
滋賀県は内陸性気候に属し、南部は温暖・北部は積雪が多く、地域差があるのが特徴です。
春や秋は朝晩の寒暖差が大きく、重ね着できる服装がおすすめ。
夏は蒸し暑く、通気性の良い素材と熱中症対策が必須です。
秋は台風に注意しつつ、紅葉やイベントを楽しめる観光に最適な季節。
冬は冷え込みが厳しく、特に北部では防寒対策をしっかりとする必要があります。
