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新潟県の気候の特徴は?季節ごとの服装についても紹介!

新潟県は、南北に細長い日本の中で日本海側の中部地方に位置している県です。

山と海に囲まれていて豊かな自然や美味しい食事、冬にはウィンタースポーツなどを楽しめることが魅力であり、人気の観光スポットとして大変注目されています。

新潟に観光に行こうと思ったときに気になる点の一つに、どのような気候の土地なのか、ということが挙げられるでしょう。

新潟県の気候的特徴や、それぞれの季節ごとの適切な服装について紹介していきます。

新潟県の気候の特徴

新潟県の気候について、それぞれの季節に分けて細かく紹介します。

ただし新潟県はかなり大きい県なので、行くエリアや市街地・海沿い・山間部・島などによって変わることがあることを頭に入れておくことがおすすめです。

新潟県の最大の気候の特徴は、「冬」にあると言えるでしょう。新潟県の「冬」は、月の平均気温が1度ほどまでにしか上がらないこともあるほど厳しい場所です。

特に12月・1月・2月は寒さが強く、地域や場所にもよりますが、日照時間が少なくて雪がしんしんと降り続きます。

地域によってもさまざまですが道路には2メートル近くも雪が積もっていることも珍しくありません。

また日差しが少ないこともあって、1日の中での気温変化も少なく、寒さが1日中続くと言える日も多いです。

温かい地方に住んでいて寒さに慣れていない方が「冬」に新潟に観光に行こうと考えているときには、特にしっかりと注意をしておくことをおすすめします。

逆に「夏」は平均気温が26度ほどと数字的にはやや涼しめの気候となっています。

しかし日差しが強い日にはかなり暑くなることもあることには変わりありません。

新潟県の「夏」は太陽がさんさんと降り注ぐ晴れの日も多いことが特徴です。

また海に面していることもあって、少し湿度は高めであると認識しておくことがおすすめと言えます。

さらには日が差す日中は暑くても朝晩は涼しくて1日の気温差が大きいことも特徴の一つでしょう。

寝苦しい熱帯夜が連日続く東京などの都心部と比べるとそのような点では多少は過ごしやすいと言えます。

ただし新潟県における「夏」は少し短めなので、夏の観光を考えているときにはきっちりとしたスケジューリングが重要です。

新潟県の「春」は、3月頃からと少し遅めにやってきます。

気温の上昇に伴って「冬」の間に降り積もった雪が少しずつ解けはじめ、さまざまな草花が芽生え、木々の緑色が濃くなっていき、どんどんと変わる素晴らしい景色を楽しめる季節だと人気です。

ゴールデンウィーク頃まではまだ朝晩が冷えることも多いですが、日中の気温は日ごとに上昇し、大変穏やかな季節と言えるでしょう。

また梅雨前までは乾燥する日もあり、季節が移り替わるのをはっきりと快適に楽しむことができます。

ただし山間部を中心に「春」には花粉が多く飛ぶので、花粉症の人はマスクなどの準備をしておくと良いです。

新潟県の「秋」は、他地域よりも早めに9月頃から始まります。

だんだんと気温が下がり、涼しくてとても過ごしやすい時期です。

個人的には山間部で紅葉が赤や黄色に色づいていく様子がとても魅力的でこの季節ならではの楽しみだと感じています。

米どころとしても知られている新潟県では新米や秋ならではの食を楽しめる季節として評判です。

しかし10月以降には、「冬」の足音が少しずつ聞こえるようになってきて寒いと感じる日も出てくるので要注意と言えます。

新潟県の季節ごとの服装

新潟県に訪れる際にぜひ参考にして欲しい「春」「夏」「秋」「冬」それぞれの季節の服装についてまとめました。

自分の体調やその年の気候の特徴などを踏まえて、しっかりとした服装の準備をしておくことをおすすめします。

「春」に新潟県に行く場合は、春ニットやパーカーなどの軽めの服装でOKです。

しかし寒さが残るゴールデンウィーク頃まではコートやジャケットなどの厚手の羽織るものを持って行くことがおすすめ。

その後の時期であればカーディガンや薄手の長袖シャツなどでも充分に楽しめる気温となります。ただし気温差が大きい新潟県では朝晩に寒さを感じることもあるので、軽い羽織ることができる上着があると良いでしょう。

「夏」にはとにかく涼しい格好がおすすめです。

新潟県の「夏」は、雪国とはいえ猛暑と言える日が続くことがあるほどしっかりと暑くなるので、都心部で普段着ている半袖や冷感接触などの暑さ対策がなされた夏服で問題ありません。

ただしクーラーで冷えている場所があったり、特に山間部の朝晩では寒さがあることがあったりするので、薄手のパーカーなどを1枚余分に持って行くのがおすすめ。

足元は涼しげなサンダルやミュールなどでも良いですが、アクティビティを楽しみたい時やたくさん歩くときにはスニーカーなどがぴったりと言えます。

「秋」は「春」とほぼ同じような服装で良いでしょう。ただし新潟県の「秋」は早めに来るので、普段よりは一足先のシーズンの服装で行くのがおすすめと言えます。

特に10月以降はぐっと寒さが強くなる日があるので、ニットを着て少し厚めのジャケット・コートなどを持参すると良いでしょう。

ブーツなどを履いていくのもおすすめです。

新潟県の「冬」は雪がたっぷりと降り、とにかく寒いのでしっかりと寒さに耐えられる厚手の服装がぴったりです。

ダウンコートやボアニット・厚手のセーター・発熱インナーなどを着用して、きっちりとした防寒対策をしていくことが重要と言えます。

手袋やマフラー・イヤーマフなどの防寒用の小物も準備しておくことがおすすめです。女性はスカートよりは、裏起毛のある温かいパンツスタイルが良いでしょう。

また雪などが積もっていて足元が不安定な場合も多いので、雪用のブーツやレインブーツなどを履いていくこともおすすめ。

ホッカイロなどを準備しておくことも良いです。また普段雪道を歩くことが少ない人などは特に動きやすい服装をしていくことが重要と言えます。

まとめ

日本海側にある新潟県は、「冬」はしっかりと寒くて「夏」はやや暑めの気候の土地です。特に新潟県だからと言って特別必要なアイテムなどはありませんが、「冬」の雪にだけは注意しておくと良いでしょう。

東京などの都心部とは少しシーズンの時期が少しずれることがあるので、自分たちが観光に行く時期の気温や天気などをしっかりと事前にチェックし、その時にあった服装をしていくことが大変重要となります。

最適な服装で健康で快適に過ごせれば、楽しい旅となること間違いありません。